これから浪人される方へ 不合格体験記 その2
一日遅れましたが、不合格体験記の続きを始めたいと思います。
どうぞ!!!
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倫理
高3の夏休みに、まず倫理の教科書を読み、それから倫理ノートにとりかかり、それから解答を見て、間違えた所を覚えていった。
また、センター試験近くでは、今までのマーク試験を解き直し、解答を読み込んだり、倫理ノートに書き込みを加えたりしていた。
そして、倫理だけがは81点も取ることができた。
いったい何がよかったのか。
暗記科目はみんな最後の追い込みにまわしがちだが、オレは比較的早いうちから基礎をかためたのがよかった。
また、模試を受けた後は必ず直しをしたり、模試を活用したセンター演習も効果があった。
そうして、忘れた知識を思い出し、その繰り返しで記憶をより強力なものにしたのである。
それでは、これから先どうするべきか。
もちろん、社会は倫理を選ぶべきだ。
さらに高得点をねらうために、グラフの読み取り問題にも慣れるべきである。
(これは7年前のセンター試験の傾向なので、今とは若干違うかもしれません。)
また、本当に社会を得意にするには、毎日必ず新聞を読むべきである。
そのために、毎日ちゃんと早く起きよう。
物理
学校で出された添削問題を解いたり、補習に出たりしていた。
添削問題のおかげで物理が好きになった。
しかし、点数はふるわなかった。
いったい何がいけなかったのか。
それは、苦手分野を克服していなかったことだ。
特に、電磁気の分野が苦手だ。
この電磁気の分野は必ず出題されるから、かなり致命傷になった。
(「志望校の二次試験の物理で毎年出題される」という意味です。)
もうひとつは、全体的に基礎が固まっていないことだ。
それでは、どうするべきか。
電磁気はどうしようもなく苦手なので、テーマ別補講をとるべきだ。
(「これから通う予備校の補講を申し込む」という意味です。)
また、予備校の授業で、特に公式を導く過程をしっかりと理解すべきだ。
そして、基礎がしっかり固まってきたら、問題集で演習量を増やす。
そうすれば、物理の力はのびていき、さらに物理が好きになるだろう。
化学
補習に出ているだけだった。
いったい何がいけなかったのか。
簡単に言えば、化学はあまり勉強していなかった。
いや、手が回らなかったといった方がいい。
理論化学は、公式をただ暗記しているだけで、公式の根本的な意味がよく分かっていなかった。
無機化学は、化学反応式の量に拒否反応してしまい、逃げ回っていた。
有機化学は、複雑な名称、構造式、化学反応式を見ては目をそらしていた。
それでは、どうするべきか。
まずは、予備校の授業の予習、復習をして基礎をしっかりとかためるべきだ。
このとき、分からない点は必ず先生に質問して、疑問点を0ににしておくこと。
そして、授業で習って基礎がかたまった分野は、問題集でどんどんと問題を解いていくべきだ。
また、無機・有機分野はきっと効率よい覚え方があると思うので、予備校の授業でその覚え方を教わり、地道に覚えていこう。
英語
教科書の英文の全文を和訳したりして、しっかりと予習していた。
また、語法の問題集だって予習していて、授業が終わった後復習していた。
しかし、模試ではパッとしなかった。
いったい何がいけなかったのか。
原因はいろいろとある。
1つ目は、教科書の予習はしっかりしたけど、復習がほとんどやれなかったことだ。
2つ目は、何といっても英文法を嫌っていたこと。
3つ目は、単語・熟語の暗記を嫌っていたこと。
4つ目は、長文読解の演習が足りなかったこと。
はっきり言って、英語の全てがダメだったのだ。
それでは、どうするべきか。
まずは、英文法からやるべきだ。
特に、英語はテーマ別補講の"1から出直し講座"が有効だ。
(予備校にそういう補講があったんです。)
それから、予習だけでなく復習もしっかりやって、出会った単語はその度ごとに覚えていくべきだ。
さらに、単語・熟語の不足を補うために、単語集や熟語集を何度も繰り返して覚えるべきだ。
そして、ある程度、文法や単語・熟語が分かってきたら長文読解をやってみるべきだ。
英語は手間をかける必要がある。
手間をかければ必ず伸びる科目だ。
浪人中は、英語に命をかけよう!!!
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長くなったので、ここでいったん切ります。