これから浪人される方へ 合格体験記 その3
これから、科目別の勉強法に入ります。
僕は国公立理系だったので、以下のように試験を受けました。
センター試験:国語、数学、倫理、物理、化学、英語
二次試験:数学、物理、英語
文系の人がやる日本史、世界史については書いていないのでご了承ください。
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次はさらに突っ込んで、科目別に自分のやった勉強について述べたいと思います。
国語
国語はけっこう苦手だった。
特に、オレのような文章を読むのが苦手な浪人生には、センター国語はかなりきつかった。
古文、漢文は、もう少しやり込んだ方がよかったかもしれない。
とにかく、まずは古文単語や、句法、古典文法をおさえよう。
これがないとどうにもならない。
そして、その上で、センター試験の問題を解きまくってみることです。
特に古文は奥が深いうえに、主語が明確でなく、知らぬ間に別人に入れかわっていたりするので、そこは慣れが必要です。
残念ながら、古文、漢文はこの程度の頼りないアドバイスしかできませんので、もっと詳しいことは、古文、漢文が大得意な人に聞いてください。
しかし、それでも、センター国語は、意外にも現代文で一気に逃げきりました。
特に自分自身がやってきたのは、
①授業の前に時間を決めて問題を解く。
②授業の後に、なぜまちがえたのか、なぜあっているのかをしっかり照らし合わせて納得する。
漢字は書いて覚える。
③後期は、特に現代文が不安だったので、「センター現代文」の補講をとっていた。
また、センター現代文は問題の型が決まっているので、何度も何度も何度もやって自分なりの解き方を身につける必要があります。
これを身につけるのにかなりの時間がかかります。
時には、「現代文なんてやっても仕方がない」と思うことさえありますが、とにかく自分を信じてやりぬきましょう。
ちなみに、オレは、ちなみに現代文の成績が上がりはじめたのは、冬期講習の最終日だった。
それ以来、センター直前まで現代文を毎日のようにやり、だいたい安定した点数を取ることができました。
だから、「現代文なんてやっても意味がない」とか、「現代文の成績が悪いのは先生のせいだ」とか、そんなことは考えないでください。
足りないのは、センター現代文を解く練習+復習の量が足りないだけなのです。
それで、あとは自分なりの現代文の解き方をここにかいておくので、参考にしてください。
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オレ流の現代文の解法
・順番は小説→評論の順がいい。
・小説は20分でなるべく解く。
①まずは設問にざっと目を通し、何が問われているかを確認する。
②それから本文を読み進めていく。
本文を読む際に
・登場人物の心情にはすべて線を引く。
・特に、良い心情(喜び、楽しみなど)は+、嫌な心情(悲しみ、怒りなど)は-をつけておく。
③設問の傍線部にぶちあたったら、今まで引いた線、+と-の中で設問に必要と思うものに、
さらに濃く線を引いておく。
④そうしたうえであのイヤらしい選択肢を吟味する。
そうすると、+と-から2コぐらい、濃い線からは全く関係のない選択肢が1,2コぐらい消去され、だいたい 2コの選択肢が残る。
⑤そして、最後の詰めは残り2コの選択肢の比較だ。
この中で決定的な誤り、言いすぎを見つければ、残りがだいたい正解だ。
・評論は25分かけて解くのが理想的だ。
①設問は見ずに、いきなり本文を読む。
②読む際には、
・順接の接続詞には□、逆接の接続詞には▽をつけて、すぐそのあとの文章は線を引き、必ず
注意して読む。
(特に、つまり、すなわち、しかし、ところが等には注意)
③④⑤
小説と同様
というように、すべて言葉でかいてみたが、これができるようになるのは時間がかかる。
でも、とにかく諦めないでやってほしい。
諦めないでやることで、センター現代文のカンというものが養われてきます。
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いったん、ここで切ります。
次は数学について語ります。