一人起業完全マニュアル (アスカビジネス)
今日は「一人起業完全マニュアル (アスカビジネス)」という本を紹介します。
僕自身、「1人起業」という言葉にすごく興味を持っていました。
1人起業は、従業員を雇わず、受注、生産、出荷…を全て1人で行う起業です。
まあ、平たく言えば「自営業」ですね。
僕は人にこき使われるのも嫌いだし、逆に人をこき使うのも嫌いです。
だから、僕が会社から独立するなら、「自営業」がいいかなと思いました。
それがきっかけでこの本を購入しました。
本のタイトルは「一人起業完全マニュアル 」ですが、教科書的なものではありません。
どちらかというと、著者の体験談を元にして「1人起業するときはこういうところに気をつけろ」とか「1人起業はこういうところが楽しい」ということが書かれています。
実際の体験に基づいて書かれているので、起業のことなんて全然分からない人でも起業のイメージがしやすいです。
教科書のような無味乾燥さな感じは全くありませんでした。
ただ、この本には欠点があります。
アマゾンのレビューにもあるのですが、所々に書かれている冗談が少し寒いです。
(著者のキャラクターなのでしょうか?)
人によっては、この寒い冗談を不快に感じるかもしれません。
でも、書いてある内容はとても参考になりました。
例えば、こんなことが書かれています。
・独立して3年間は全然儲からないから、いっぱい貯金をしておけよ。
・独立すると、今まで会社が払ってくれた保険の分も自分で払わなきゃいけないぞ。
・自営業だから、それこそ体を壊したら誰も助けてくれないから健康に気をつけろよ。
・時間のやりくりが自由で、仕事を途中で放り出して遊びに行っても誰にも怒られない。
・嫌な人と仕事をしなくていい。
・自営業は税金の控除が受けられる。
・自営業なら何でも自分でやろう。
…
このような、自営業のメリットやデメリットを著者の生きた体験から書かれています。
だから、良くも悪くも著者の人柄が滲み出ています。
もし、自営業に興味がありましたら、この本を読んでみるといいと思います。
冗談は寒いかもしれませんが、全く知らなかった「自営業の世界」をのぞけます。
僕もこの本を参考にしながら、独立していきたいです。
じゃあ、具体的にどうやって独立の準備をするかというのはまた今度書きます。
(これ以上書くと、かなりの長文になります。)
お楽しみに。
留年玉子さんの「1人企業」の本、待ってました!
記事の内容から察するに、具体的な方法が書かれてそうですね。
起業関連の本の中には、「自己啓発」のような抽象的なものもあったりするので、留年玉子さんの今回の書籍はかなり参考になりそう…。
個人的には、実際の経営に必要な資金繰りや法律への考慮なども気になるところ。
私もブックオフなどで探してみようかと思います。
留年玉子さんの独立、応援します!
応援されると、やる気が出てきます。
独立が成功するかは、そのときの運もあるのでまだ分かりません。
最低でも副業ぐらいにはしようと思っています。
この本の著者の文体は人を選ぶと思います。
あまり好きになれなかったら別の本を読んでみてください。
(もちろん、書いてあることは参考になりますが…)
僕は法律とか税金とかそのあたりの知識が全然ありません。
苦手意識に凝り固まっています。
なので、そういう系統の本も読んでみようと思います。