VCOの製作 動作チェック その4②
CV→電流変換
このブロックのポイントとなるのはアンチログ回路です。
理屈を話すと長くなるので、詳しくはこちらを見てください。
2つのトランジスタと温度補償抵抗を使っていて、これらがアンチログ回路の心臓部となります。
これらの部品の向きや半田付けを調べてみたのですが、異常はなかったです。
またこのブロックに使われているオペアンプの向きや半田付けも大丈夫でした。
う~ん、基本発振器もCV→電流変換も異常なしです。
じゃあ、何が原因なのでしょうか。
もしかしたらオペアンプ自体が壊れているのかもしれません。
オペアンプ
VCOで使われているオペアンプは以下のとおりです。
TL071:1個
TL072:3個
念のため、これら4つのオペアンプを大須で新しく買ってきました。
そして、VCO全体のオペアンプを新しいのに付け替えました。
しかし、スイッチを入れても、VCOは正常に動きませんでした。
向きも半田付けも異常なしです。
どうやら、オペアンプが原因ではなさそうです。
結局、今のところはVCOの不具合の原因がつかめていません。
いったい何が原因なのか全然分かりません。
もしかして電源からくる信号がおかしいのだろうか。
それは次回調べてみようと思います。
お楽しみに。