こんにちは、半熟卵です。
今日はシンセサイザーの製作をやりましたが、まだ記事がまとまっていません。
なので、今回は別のことを書きたいと思います。
今回は「トコトンやさしい太陽電池の本(日刊工業新聞社)」を紹介します。
僕の派遣先は太陽電池を屋根に取り付けるための土台を設計しています。
僕はいちおう電気系の学科を卒業しているので、土台よりも太陽電池そのものにも興味がありました。
でも、あまりに難しい本を読むのは大変なので、このような入門書を買ってきました。
仕事では太陽電池そのものを作るわけではありません。
なので、この本を読む必要はありません。
でも、こういうものを読んだら、自分の仕事を別の角度から捉えられるかもしれない。
そういう考えで読んでみることにしました。
ざっと読んでみましたが、かなり分かりやすかったです。
特に、太陽電池のメカニズムをざっとつかみたい方は第2章を読むと良いと思います。
半導体の講義を受けた方なら、丁寧に読んでいくだけでもメカニズムがざっと理解できると思います。
うろおぼえの僕でもじっくり読めば理解できる内容でした。
バンドギャップ、正孔、再結合…といった言葉を久々に聞いて懐かしくなりました。
また、太陽電池の成り立ちや、保守、運用、制度、太陽電池のいろんなタイプ、素朴な疑問など、幅広く載っています。
もちろん、太陽電池を取り付ける土台の話もわずかに出てきます。
読んだ感じだと、数式は確か使われていなかったと思います。
なので、太陽電池の全体像をざっと掴みたい方におすすめします。
そして、さらに発展的なことは専門書などを読んでみてください。