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エンベロープジェネレータの製作 モジュールの動作確認 その2

続きです。
エンベロープジェネレータの動作確認をしているのですが、反応が小さいです。
何が原因か考えてみたら、すぐ分かりました。

原因はトランジスタQ5のエミッタと出力の間に保護抵抗を入れたからです。
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保護抵抗は1kΩで、測定箇所はその近くのNon-Inv Out(JP1)です。
なので、出力に影響はあるだろうと考えられます。
そこで、ちょっと方針を変えます。
測定箇所をNon-Inv Outから保護抵抗の手前に変更して動作確認することにしました。
要は、回路図を見れば分かりますが、トランジスタQ5のエミッタ付近です。
ここなら保護抵抗の影響がないので、動作確認がしやすいと思いました。
b0204981_03061455.jpg

実物では、こんな感じで測定しています。
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それでは、気を取り直して動作確認しましょう。

①ツマミを以下のように設定して、MiniboardⅡの任意のキーを押し、エンベロープジェネレータの出力が8V程度まで上がるかどうか確認する。
b0204981_22304583.jpg
 これなら8V程度と言えるでしょう。

②Sustainを中点まで動かし、MiniboardⅡの任意のキーを押し、出力が2~4V程度まで上がることを確認する。
 写真を撮り忘れましたが、4Vぐらい上がっていました。

とりあえず、ここまではOKです。
③次はAttackの値を徐々に上げていき、MiniboardⅡの任意のキーを押し、アナログテスターの針の振れ具合を見ます。
このとき、立ち上がりが徐々に遅くなっていることを確認してみます。
これは写真では分かりにくいので、動画で見てみましょう。



確かに、Attackを大きくするにつれて、立ち上がりが遅くなっています。

④次に、Attackの値を適当にセットして、Decayの値を徐々に上げていき、MiniboardⅡの任意のキーを押し、アナログテスターの針の振れ具合を見ます。
このとき、最大値からSustainの値に落ちていくスピードが徐々に遅くなっているかを確認します。

 Attackを適当な値にセットするのですが、針の触れが大きい方が変化が見やすいので、Attackを大きめにしました。
b0204981_22511138.jpg

 この状態でDecayを大きくしていって、針の振れを見てみましょう。

 たしかに、最大値からSustainの値に落ちていくスピードがゆっくりになっています。

⑤Releaseの値を上げながら、MiniboardⅡの任意のキーをon/offさせる。
このとき、キーを離した後の出力の減衰が徐々に遅くなっていることを確認します。


キーを離した後の減衰がゆっくりになっていることを動画で確認でしたと思います。

これで、エンベロープジェネレータは完成です!!!

ありがとうございました!!!
と終わりたいところですが、ぶっちゃけた話、この動作確認って地味じゃないですか?
このモジュール自体は音を全く出さないので、どうしても地味になってしまいます。
だったら、せっかくエンベロープジェネレータを作ったので、それでちょっとだけ遊んでみましょう!!!


どうでしょうか?
このエンベロープジェネレータのおかげで、電子音の表現の幅が大きく広がったのが分かったでしょう。
今までよりさらに楽器らしくなりました。

次回は、LFOの製作に入ります。
お楽しみに。


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  by blueshine6096 | 2017-05-23 23:26 | シンセサイザー製作 | Trackback | Comments(0)

エンベロープジェネレータの製作 モジュールの動作確認 その1

こんにちは、半熟卵です。

シンセサイザー製作で、前回はツマミの向きを決定しました。
今回はエンベロープジェネレータの動作確認を行います。
この動作確認では可変抵抗を回して制御信号の変化を見ます。
その際に、ツマミが付いていると状況を説明しやすくなります。
なので、前回はあんなにくどい説明をしたわけです。

エンベロープジェネレータには、AttackDecaySustainReleaseの4つの可変抵抗があります。
4つの可変抵抗を調整して、音を変化させます。
b0204981_02102166.jpg

例えば、Attackを回して立ち上がりの時間を長くすれば、キーボードを押したときにゆっくりと大きくなる音になります。
また、Releaseを回して0になるまでの時間を短くすれば、キーボードを離した瞬間に音が消えるようになります。
他にも、Decayの時間を長くしたり、Sustainのレベルを変化させたりして音を変化させるわけです。
そんな感じで、エンベロープジェネレータを使うと、音の表現の幅が一気に広がります。

それでは、動作確認に入りましょう。

このツマミの付いたAnalog2.0に、
b0204981_18355051.jpg

校正用Gate/CV発生器として、昔作ったMiniboardⅡを電源に接続します。
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そして、アナログテスターを使って、針の振れ具合を見ながら制御信号の変化を見ます。
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電源のスイッチを入れて、ツマミを以下のように設定します。
(Attack:最小、Decay:最小、Sustain:最大、Release:最小)
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エンベロープジェネレータの出力にテスターを当てるのですが、パネルに付けたままだと当てにくいので、外してから当てることにします。
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テスターのレンジは12Vよりも大きくします。
このテスターではレンジは50Vになります。
b0204981_01312700.jpg

MiniboardⅡのキーを押し、ゲート信号を発生させます。
(キーはどれでもいいです。)
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このときに8V程度まで電圧が上がれば良いみたいですが、
b0204981_01524939.jpg

実際には6V程度でした。
これは誤差の範囲なのでしょうか?
もう少し先に進めて様子を見てみましょう。

次にSustainを中点に動かして、MiniboardⅡを押し、2~4Vまで上がるかどうかを見てみます。
b0204981_01562456.jpg

すると、
b0204981_01583466.jpg
これでは小さすぎて分かりません。
制御信号の電圧を見やすくするため、レンジを50Vから10Vに変えて見ましょう。
b0204981_02013606.jpg
b0204981_02033834.jpg
見た感じ、0.4Vといったところです。
2~4V上がるところを0.4Vしか上がらないのはさすがにおかしいです。
いったい何が原因なのでしょうか!!?

長くなりそうなので、いったんここで切ります。

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  by blueshine6096 | 2017-05-23 02:13 | シンセサイザー製作 | Trackback | Comments(2)

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