新入生の皆さんへ その3 講義の予習・復習をする
新入生向けの記事は今回で最後です。
今日は具体的な勉強方法に迫ります。
今日は「講義の予習・復習をする」というテーマで書きます。
新入生の皆さんの中には、高校生のときからやっている人もいるかもしれません。
それをぜひ大学でもつづけてください。
また、「俺はそんなもんやってないぜ!!!ベイビー!!!」という人は大学に入ってから始めてください。
そうしないと、僕みたいになりますよ。(笑)
昨日は「ちゃんと講義に出席しよう」と書きました。
しかし、講義はただ出席して何となく受けているだけでは何も身につきません。
それに、大学の先生はどちらかというと教えるのが下手です。
だから、一度分からなくなるとどんどん分からなくなってしまいます。
そして、「単位が取れなくなる」という事態に陥ります。
だからこそ、以下のことを声を大にして言っておきます。
講義の予習・復習をすれば絶対に単位を落とさなくなる。
実は、僕も大学3年から始まった「専門科目」でこれと同じことに陥り、単位を落としました。
今まで、大学1~2年は「教養科目」とか「基礎科目」といった比較的簡単な科目でした。
だから、講義に出席して試験直前に勉強するだけでも単位が取れていました。
しかし、専門科目は一気に内容が高度になりました。
数式で使われている数学も本格的だし、前の講義内容を理解してないとその先も分からなくなりました。
そして、気がついたら講義についていけなくなっていました。
直前に勉強するだけでは全く太刀打ちできず、単位を大量に落としました。
それで、これではいけないと反省し、講義の予習・復習を始めることにしました。
そしたら、もうそれ以来一度も単位を落とさなくなりました。
それどころか、成績も今まで取れたことのない「優」を連発で取れるようになりました。
まあ、僕の個人の体験は置いといて、具体的な予習・復習の方法に入ります。
①予習の仕方
講義が始まる前に、教科書を読んでおく。
大学には「シラバス」という講義の計画表が必ずあります。
それを参考にしながら、教科書の該当範囲に目を通します。
たぶん、教科書を一度読んだだけでは理解できないと思います。
もちろん、この段階では理解できなくても大丈夫です。
ただ、今日の講義はどんな内容を話すのかを前もって知っているだけでも理解度がまるで違ってきます。
でも、大学には教科書のない講義もあります。
そういう講義は予習できないので、講義に出席して復習をちゃんと行ってください。
また、シラバスに参考書が載っていれば、それを買って読んでもいいです。
②復習の仕方
講義のノートをあとで読んで分かるようにまとめ直す。
大学の先生は教えるのが下手で、ノートをあとで読み返してみてもゴチャゴチャしててよく分からないです。
なので、講義が終わった後は自分が見て分かるようにまとめなおしてみてください。
僕の場合は、講義ノートとは別の「復習用ノート」を用意し、そちらにまとめなおしていました。
さらに具体的には以下のようにノートまとめをしていました。
・ごちゃごちゃと書きなぐった講義ノートを復習用ノートに読める字で書き写す。
・講義に出てきた数式の計算を自分の手で行ってみる。
・講義ノートを読んでもよく分からないときは、教科書を読み直し、補足説明を復習用ノートに書き加える。
これをやることで、講義内容が頭の中で整理されて記憶されます。
そうすれば、試験直前も焦らず余裕をもって勉強できます。
ただ、人によっては忙しくて予習・復習なんてやる時間がないかもしれません。
なので、時間がない人は予習を省いてもけっこうです。
でも、復習だけは怠らないでください。
もちろん、僕は大学の全科目を予習・復習したわけではありません。
大学には多くの科目があるので、そんなことをしていたら疲れてしまいます。
僕は工学部だったので、専門外の人文科学系などは予習・復習せず、直前に勉強をしていただけです。
また、英語も予習・復習せず、ちゃんと出席して宿題を忘れずに出すだけでした。
体育は出席だけです。
ただし、最低でも必修科目だけは必ず復習してください。
こんな感じで自分の体験談に基づいて、予習・復習の方法を紹介しました。
もちろん、これは僕の独断が入っていて、人によって合う合わないが出てくるかもしれません。
なので、そのときは自分で工夫してみてください。
僕はもう大学を卒業しましたが、実は今でも「ちゃんと予習・復習してて良かったな」と思うことがあります。
それは、「良い成績がとれたから」ではありません。
それは、「大学を卒業した後も講義内容を意外と忘れていないから」です。
いま、電子回路の洋書を自分で読んでいます。
そのとき、電子回路の講義で学んだことがしっかり頭に入っているせいか、英語の文章を読むときにすごく助かっています。
講義で勉強したことが頭に入っていれば、大学に通った甲斐があります。
僕は大学3年から講義の予習・復習を始めました。
でも、実を言うと大学1年の頃からやっとけば良かったと思っています。
そうすれば留年なんてしなかったし、今よりもさらに知識がついているからです。
しかし、僕は過去に戻ることはできません。
なので、新入生の方にこそ大学に入学したらちゃんと勉強してほしいのです。
そんな思いで、今回の記事を書きました。
これで、「新入生の皆さんへ」シリーズは終わらせていただきます。
特に、「講義の出席」と「予習・復習」をやっとけば単位を落としませんし、留年も絶対しません。
この2つさえ守っていれば大丈夫です。
そのうえで、大学で好きなことに励んでください。
そして、僕みたいに留年をせず、有意義な大学生活を過ごしてください。
以上、長々と書きましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます。
残念ながら、僕は第2言語を履修していませんでした。
僕が通っていた大学は「英語演習」か「ドイツ語」のどちらかを履修するカリキュラムでした。
僕は英語演習を選択したので、第2言語を履修していませんでした。
なので、第2言語の場合は自信を持って答えることはできません。
でも、それではそっけなさすぎるで、僕が第2言語でドイツ語を履修したことをイメージして回答しようと思います。
もし僕がドイツ語を採っていたとしたら、予習、復習をして、ちゃんと出席して宿題を忘れずに出すようにすると思います。
英語と違って、予習復習せずに講義についていく自信がありません。
予習としては、講義前に辞書で分からない単語を調べます。
復習では、講義に出てきた単語を書いて覚えたり、文法の復習で文章を書いてみたり、文章を10回ほど音読すると思います。
もし友達がいたら、「どの第2外国語の講義が単位をとりやすいか」聞いてみるのもいいと思います。
僕は友達が全くいなかったので、そういうのが全く分かりませんでした。
テストの過去問もまわってきませんし。
でも、予習・復習をすれば単位は必ず取れます。
原理の書き方
実験の教科書で、「原理」とか「理論」とかそういう章があると思います。
僕はその説明と図を丸写しして書いていました。
それでだいたいOKをもらえました。
ただ、先生によっては「もっと自分の言葉で書け」と言う方もいます。
なので、そのときは図書館の本を参照しながら書くといいと思います。
考察
zardloveさんがどんな学科なのか分からないので、どこまで参考になれるか分かりませんが、なるべく回答します。
簡単に言うと、実験のデータやグラフから分かることを書けばいいです。
例えば、電圧と電流のグラフを見て「何Aの辺りから電圧が急激に上昇することが分かる」とか書けばいいと思います。
また、実験データで理論とは大きくずれた値になってしまったときは、その原因を推測して書いてみるのもいいと思います。
これは実験中に先生に「~を測定してください」とちゃんと指示されます。
なので、そんなに心配する必要はないと思います。
実験レポートを書くときに使うためのデータを実験ノートに書けばいいです。
時間を過ぎても実験レポートは受理されるか?
先生がそう仰ったのなら、受理されると思います。
絶対提出した方がいいです。
ただ、先生によっては時間厳守の方もいます。
なので、提出期限を守った方がいいです。
実験は大変だと思います。
僕も理工系の大学だったので、その大変さはよく分かります。
でも、実験でやったことは卒論を書くときにすごく役に立ちます。
いや、卒業後も役に立っています。
特に、レポートをまとめたりするのは今でも役に立っています。
実験で苦労したことは全て役に立つので、これからも頑張ってください。