人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

シンセサイザーを作っちゃえ!!! 

blueshine6.exblog.jp

こんにちは、半熟卵です。シンセサイザーキットAnalog2.0を製作中。完成がだいぶ近づいてきました。1年浪人、2年留年、NNTで卒業、数回の派遣切りを経験。生まれは岡山県、すぐに愛知県に移住。以前は岡崎市、現在は名古屋市在住。1984年生まれ。現在、UberEatsの仕事にハマっています。

Preface -Overview[改訂版]

こんにちは、留年玉子です。

今日も電子回路の洋書の感想を書きたいと思います。
今回はPrefaceのOverview(概要)に入っていきます。
(こちらで全体の目次を確認できます。)
Overview(概要)では「各章に何が書いてあるのか」を簡単に知ることができます。
それでは、下に感想を書いていきます。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
この目次に書いてある大半のことは一通り大学で勉強しました。
(とはいってもかなり浅い知識しかついていませんが…)
ただ、大学の講義と大きく違うのはアプローチの仕方です。
Overviewに書いてあるように、「一括した回路の抽象化」、「デジタルの抽象化」、「アナログの抽象化」…といったものを使うようです。
これらを使えば、現実の難しい回路を簡略化して解析できるようになるようです。
大学の講義を聞いてて悲しかったのは、講義を聞いてもほとんど実践につながらなかったことです。
この本は「理論と実践をバランスよく書いてある」そうなので、ひとまずこの本を信じてやってみましょう。

ところで、この本ではキルヒホッフの電圧則と電流則が、それぞれKVL、KCLと書かれていました。
初めてみたときは何のことだかよく分かりませんでした。
KVL回路とKCL回路というのがあるのかと思いましたが、そんな回路聞いたことがありません。
ネットで調べてようやく分かりました。

KVL(Kirchoff's Voltage Law) : キルヒホッフの電圧則
KCL(Kirchoff's Current Law) : キルヒホッフの電流則

まだ、電子回路の洋書を読み始めたばかりなので、英語での表現に慣れていません。
なので、しばらく誤解していました。

あと、大学で習っていないのは9章の「高速設計」です。
これはたぶん「高周波における設計」のことだと思います。
周波数が高くなると、今までの回路設計と勝手が違ってくるようです。

ところで、この本は16章にも渡る大長編です。
日本語の本でもこんなに分厚いものは読んだことがありません。
なので、いきなり「全部読みきってやるぜ!!!」と張り切りすぎると絶対挫折すると思います。
なので、これを1冊の本とは思わず、1章ごとに区切って16冊の本だと思って読みたいと思います。
1章ごとに区切れば、50~60ページ、多くても100ページぐらいになります。
これぐらいなら何とか読めそうな気がします。
だから、現在の目標は「第1章を読みきること」にしたいと思います。

次回は、Course Organization(コースの構成)に入ります。
ここを終えれば、ようやく第1章の内容に入れます。
早く1.2節を終えて、新しい部分を読みたいです。
by blueshine6096 | 2011-04-16 21:15 | 洋書 | Trackback | Comments(0)

by 半熟卵