ノイズジェネレータ&ミキサの製作 調整と動作確認 その2
前回はホワイトノイズとピンクノイズを動画で聞いたと思います。
今回はその続きです。
次は基板に取り付けた半固定抵抗を回して、音の感度が良くなるように調整します
しかし、ぶっちゃけた話、半固定抵抗を回してみてもあんまり音は変わりませんでした。
微妙に変化しているのかもしれませんが、微妙過ぎて分かりません。
そこで、オシロスコープの出番です。
(これは学生時代に秋月電子で買ったいちばん安いオシロスコープです。)
「オシロスコープで出力が5Vになるように調整する」と書かれていました。
実際にやってみましょう。
3.5mmジャックのwhiteかpinkのどちらでもいいですが、、僕はwhiteの出力を調べてみました。
そのままだとオシロスコープのプローブとアースが引っ掛けにくいので、3.5mmジャックをパネルから外して、写真のように引っ掛けました。
(オシロスコープを使うのは2年ぶりです。ちょっと使い方に自信がありません。)
オシロスコープは0.5V/div(1目盛り0.5V)に設定しました。
だから、写真で10マス分になれば5Vです。
何もしないと、こんな波形です。
半固定抵抗を目一杯回せば、感度がよくなりました。
とはいっても微妙な変化ですね。
結局、オシロスコープで見ても変化は微妙でした。
とりあえず、半固定抵抗を目一杯回すと電圧が最大になったので、その位置に調整しました。
次は、スピーカをMixer Out に接続しましす。
そして、3つの可変抵抗を最小にします。
スイッチをwhiteに倒して、noise可変抵抗を少しずつ大きくします。
すると、ホワイトノイズが聞こえてきます。
さらにスイッチをpinkに倒せばピンクノイズに切り替わります。
次にパッチケーブルをMixer IN とwhiteかpinkの好きな方に接続します。
僕はwhiteの方に接続しました。
(スイッチはwhiteかpinkの自分の選んだ方に倒してください。)
しかし、僕はパッチケーブルを買えなかったので、代わりにこのケーブルを使いました。
(大須の電気街で安く買いました。)
次に、noise可変抵抗を最小にします。
そして、External可変抵抗のを徐々に大きくしていきました。
すると、スピーカから音が聞こえてきます。
(ちょっと音が小さかったので、動画ではスピーカの音量も少し上げました。)
これで調整と動作確認が終わりました。
そして、ノイズジェネレータ&ミキサの完成です!!!
些細な疑問に引っ掛かってずいぶん長い時間がかかりました。
でも、この時間は決して無駄にはならないと思います。
進みがえらい遅く感じたかもしれませんが、今回調べたことはこれから先にもきっと生きてくると思います。
次回は、シンセサイザーの音量を制御するVCAを作ります。
お楽しみに。