VCOの製作 動作チェック その4①

こんにちは、シンセ職人見習いの留年玉子です。
昨年のアナログシンセビルダーズサミットの記事Twitteのつぶやきを読み返して、懐かしい気持ちになりました。
これらを見ると、日々の仕事に追い詰められて忘れそうになる製作意欲が復活します。

今はVCOの動作チェックで詰まっています。
Waveformとジャックの波形を合わせると音が鳴りません。
しかし、Waveformとジャックの波形を違うものにすると、謎のポクポク音が鳴り始めます。
表にまとめるとこういうことです。↓
b0204981_11451834.jpg

そして、ポクポク音はこんな感じです。↓


じゃあいったいなぜVCOは正常に動かないのかを自分なりに考えてみました。

VCO はノコギリ波、三角波、パルス波の3種類の波形を出力します。
b0204981_02000241.jpg
上のブロック図を見ると、基本発振器からノコギリ波を出力しています。
そして、ノコギリ波に何やらいろいろ加工を加えて三角波やパルス波にしています。
つまり、波形は3種類ありますが、いちばんの大元はノコギリ波です。
なので、まずはそのノコギリ波を発生する基本発振器を調べてみることにしました。
また、基本発振器の前のブロックがおかしいこともあるので、CV→電流変換もついでに調べてみます。

基本発振器
 基本発振器はCV→電流変換回路から得られた制御電流からノコギリ波を発生します。
 そのために、コンデンサC3を使います。
 そのC3がこれです。↓
b0204981_19231866.jpg

 これだと見辛いので、基板から取り外しました。
b0204981_19243149.jpg
 
 C3は0.01μFですが、この「.01J630」という表記が怪しいと感じました。
 このコンデンサのメーカーのニチコンのHPを調べてみました。
b0204981_19320381.jpg
 
 僕はJの前の「.01」という数字を見て0.01μFだと思って買いました。
 しかし、これを見るとそうではなさそうです。
 むしろ容量の方は「630」 の方のようです。
 普段と違う見慣れない表記なので、間違っている可能性があります。
 なので、大須で見慣れた表記の0.01μFのコンデンサを買ってきました。
b0204981_19370409.jpg
 
 この103という表記が0.01μFの容量を表しています。
 僕はこちらの表記に慣れています。
 これなら明らかに0.01μFなので、C3をこちらに付け替えて動かしてみました。
 しかし、VCOの動作は改善しませんでした。

 また、基本発振器に使われるオペアンプの向きと半田付けも調べてみましたが、異常はありませんでした。
 
長くなりそうなので、いったんここで切ります。

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  by blueshine6096 | 2015-07-11 19:46 | シンセサイザー製作 | Trackback | Comments(0)

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