VCOの製作 動作チェック その5②
じゃあ、具体的にどうやって調べたのでしょうか?
今まではライフラインケーブルを使ってみましたが、今回は趣向を変えてリード線を使ってみます。

これをコネクタ化して、

どの色の線をどの信号にするか分かるようにしました。
(これは個人的な趣味です。)

そして、VCOの回路図を見ながら、電源の信号を正しい場所に送れるようにコネクタを接続しました。

そして、さらにスピーカも接続しました。

画像では分かりにくいですが、
Waveform :ノコギリ波
3.5mmジャック:ノコギリ波
に合わせてあります。
Analog2.0のVCOはノコギリ波を発生させて、あとでいろんな加工をして三角波とパルス波を出力します。
なので、まずは大元となるノコギリ波をしっかり見ようと思います。
じゃあ、電源のスイッチを入れてみましょう。↓
う~ん、正常には動いてくれなかったですね。
でも、1つだけ明らかになったことがあります。
それは、Waveformと3.5mmジャックの波形を合わせると小さなプツプツ音が聞こえるということです。
これはとても小さな音で、耳を澄まさないと聞こえないような音でした。
今回はリード線をコネクタ化したものを使いましたが、ライフラインケーブルを使っても同じ小さなプツプツ音が聞こえました。
あまりに小さい音なので見過ごしていました。
(少なくとも、サミットの会場内では絶対に聞こえないと思います。)
念のため、他の三角波、パルス波も聞いてみましたが、同様に小さなプツプツ音が聞こえました。
なので、今までの検証した結果が間違っていることに気が付いたので修正しました。
黄色いセルが修正箇所です。

要は、今まで音が聞こえないと思っていたが、よくよく聞いてみると小さな音が鳴っていたというわけです。
だから、いちおう音は鳴ってはいるのです。
ただ、何かが邪魔をして正しい音が鳴らなくなっているのだと思います。
それとも、調整前の音はこんなもので、あとで調整するにつれてちゃんとした音のなるのでしょうか。
これだけ調べても原因が見つからないとなると、いったい何を調べればいいのでしょうか。
そろそろ調べる箇所がなくなってお手上げになってきました。
他にこれを調べればいいというのが思いつかなくなってきました。
どうしたものかな。
VCOについてはいろんなことを調べたので、質問をしようにも頭の中がゴチャゴチャしています。
明日、今まで調べたことをもう少し分かりやすく整理した記事を書きます。
そして、Analog2.0のサポート掲示板で質問をしてみようと思います。
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細かいことを言うと、VCOはGate信号が要りません。
でも、どうせ他のモジュールで使うので、Gate信号のリード線を作っておきました。
あとは細かい説明が面倒くさいので、VCOにもGate信号のリード線をつなげています。
これがなくても大丈夫です。
by blueshine6096 | 2015-08-04 04:06 | シンセサイザー製作 | Trackback | Comments(0)