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シンセサイザーを作っちゃえ!!! 

blueshine6.exblog.jp

こんにちは、半熟卵です。シンセサイザーキットAnalog2.0を製作中。完成がだいぶ近づいてきました。1年浪人、2年留年、NNTで卒業、数回の派遣切りを経験。生まれは岡山県、すぐに愛知県に移住。以前は岡崎市、現在は名古屋市在住。1984年生まれ。現在、UberEatsの仕事にハマっています。

F社の仕事を振り返って

こんにちは、シンセ職人見習いの留年玉子です。
今日は途中で離脱してしまったF社の仕事を振り返ろうと思います。
どちらかというと思い出したくないぐらいなのですが、今後のために目を背けず振り返ろうと思います。

F社は電子部品組立機という産業ロボットを作っています。
F社ではいろいろありましたが、この機械自体は今もすごいと思っています。
非常に細かい電子部品をものすごいスピードで半田付けしてしまいます。
僕はシンセサイザー製作で電子工作をやっているので、このすごさは非常によく分かります。
だから、どちらかというと最初は仕事が楽しかったと思います。
残業したりするのもそこまで苦ではありませんでした。

最初に任された仕事はゴールがしっかり設定されている仕事でした。
例えば、「電子基板に部品を6000個半田付けしてエラーが何回までなら合格である」という明確な基準がありました。
その仕事をやっている間はそんなに苦しくなかったです。

しかし、その次に任された仕事で潰れてしまいました。
その仕事は機械に部品を取り付けて干渉を確認するというものでした。
この仕事は明確なゴールというものがはっきりと設定されていませんでした。
だから、僕がそのゴールを定めなければなりませんでした。
そのゴールを定めるためには、いろんな人に知らないことを聞いてまわる必要があります。
知らない部署の誰々に質問や電話をしなければなりません。

もちろん、人と話すことや電話は苦手ではありますが、できないことではありません。
ただ、僕は仕事を始めて1ヶ月しか経っていません。
仕事のことを全部分かっているわけではありません。
そのせいで、どんなに質問事項を整理してもどうしても情報の不足が出てきてしまいます。
そして、結果的にわけの分からない質問になって「何が言いたいのかさっぱり分からない」と言われてしまいます。
これが数回だけならいいのですが、毎日のように言われると精神的にかなり参ります。
中には気の荒い怖い人もいて、あからさまに怒られたりします。
「僕はダメ人間だ」と本気で思いました。
そんなことが続いて、自分の与えられた仕事は全く前に進みませんでした。

また、自分でゴールを定めるとなると、「この条件にしたのはどういう理由でどんな意図があるのか」という質問に明確に答えられなければなりません。
正直言うと、僕はまだ言われたことをやるだけで精一杯でした。
そんな僕がそういう難しい質問に答えられるわけがありません。
しかも、こんな状態で「今週の金曜日までに終わらせろ」とリーダーに発破をかけられました。
できるわけがありません。
そして、会社に行くのが怖くなり、本当に出勤できなくなりました。

「おまえは嫌なことから逃げた」と言われたら本当にそのとおりです。
嫌なことを乗り越えていくことも大切だと思います。
しかし、その嫌なことがあまりに強大で、さらに周りも誰も助けてくれないとき、あなたは立ち向かうことができますか?
僕にはとてもじゃないけどできませんでした。

建前としては、期間満了まで仕事をやって円満に職場を去るべきです。
でも、「もうこれ以上やったら死ぬ」と思ったらさっさと逃げた方がいいと思います。
たとえ社会人失格だと言われても、職場で追い詰められて自殺するぐらいなら逃げた方がいいです。

今は次の派遣先を探しています。
今の僕にはもう仕事を通じてスキルアップしようという気持ちは全然ないです。
時給1000円でもいいので、もう少し気楽な仕事にしたいと思います。

by blueshine6096 | 2015-08-11 02:43 | 派遣生活 | Trackback | Comments(0)

by 半熟卵