人生でいちばん淋しかったクリスマス

こんにちは、半熟卵です。
クリスマスが近づいていますね。

ゆっくりと12月の明かりが灯り始め、慌しく踊る街を誰もが好きになります。
僕は走って閉店間際に君の欲しがった椅子を買う相手などいません。
他人の椅子を買う前に自分の椅子を買い換えなければなりません。
楽しいクリスマスで過ごす人がいる一方で、全然楽しくない人もいると思います。
FacebookやInstagramを見ると、幸せそうな写真だらけでうんざりする人もいると思います。
そこで、今日は自分の人生でいちばん淋しかったクリスマスの話をしましょう。
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2003年12月24日

当時の自分は大学に落ちて、予備校に通っている浪人生でした。
浪人生にとって、この12月下旬というのは最後の追い込みの時期です。
なぜなら、来月には自分の大学に行けるかどうか大半決まってしまうセンター試験があるからです。
(今はセンター試験はなくなって、別の名前になったんだっけ?)
当時の僕も自分を追い込んで受験勉強をしていました。

予備校は名古屋予備校というところで、名古屋駅の近くにありました。
(今はもう倒産して、ココストアになっています。)
名古屋駅というと、名古屋の中でも大きな駅です。
僕は浪人生なので、予備校でセンター試験の勉強を必死でやっていました。
ここで失敗するともう後がありません。

夜の7時半ぐらいに、勉強で疲れたので気分転換に散歩をすることにしました。
周りを見渡すと、「今日はクリスマスなんだなあ」と気がつきました。
クリスマスになるとイルミネーションで彩られ、カップルもいっぱいいます。
クリスマスムードがこれでもかというぐらい漂ってきます。
そういうのを見て、「こんなクリスマスに予備校で一人で受験勉強なんて…」という淋しい感情が沸きました。
でも、ここで勉強をやめてしまうと大学に受からなくなります。
だから、そう簡単に投げ出すことはできませんでした。

そう言えば、勉強しすぎてお腹がすいていました。
散歩して、名古屋駅太閤通り口側のローソンに着きました。
すると、コンビニの店員さんがサンタクロースの恰好をして、店の外でケーキやローストチキンを売っていました。
空腹のときにそんなものを見たら、そりゃあ食べたくて仕方がないですよ。
そこで、僕はクリスマスショートケーキローストチキンをそれぞれ1つずつ買うことにしました。
それで、予備校の自習室かベンチに座ってそれらを食べることにしました。
浪人中の身なので華やかにとは行きませんが、これでささやかながらクリスマスを祝おうと思いました。
そこのローソンはクリスマスもあって長蛇の列でした。
寒い中で空腹でレジを待ち続けました。
自分の前の人が1人2人と少しずついなくっていきます。
自分の番が近づいてきました。

「これでようやく空腹から解放される!!!」

そんな思いで、財布のお金を準備しようとしました。
僕は幸せを掴み取れると確信して、意気揚々と財布から全財産を取り出しました。
しかし、なんと財布には90円しか入っていませんでした。
これではローストチキン1つすら買うことができません。
寒い冬の夜に空腹でずっと列に並んでいたのに、何1つ買うことができずに、泣く泣く列を抜け出しました。
そのまま予備校に戻り、空腹をごまかすために給湯室の蛇口から出る水をがぶ飲みしました。
結局、空腹を我慢して1人で予備校で受験勉強をする素敵なクリスマスイヴを過ごすことができました。

このときばかりはさすがに精神的に堪えましたね。
このときの淋しさ虚しさ、そして空腹感は今でも覚えています。
今までの32年生きてきて、人生の中で最も淋しかったクリスマスでした。
これを経験してしまったので、クリスマスに1人でいるぐらいどうってことありません。
空腹で受験勉強するのに比べたら楽です。
むしろ、このときの感じを二度と忘れないように生きていきたいです。

以上、クリスマスが楽しくない人のために、下らないことを書いてみました。
この記事をみて1%ぐらい気持ちが楽になっていただければうれしいです。
それでは、1人でも2人でも大勢でも楽しいクリスマスを。

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  by blueshine6096 | 2016-12-24 00:20 | 派遣生活 | Trackback | Comments(0)

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