エンベロープジェネレータの製作 ツマミの向き その2
続きです。
では、実際にそうなるようにツマミの向きを考えましょう。
Analog2.0では、可変抵抗はこれを使っています。↓
(型番はよく分かりません。)
ツマミはこんなふうに中にイモネジを入れて固定するタイプです。
この可変抵抗の中点を割り出しましょう。
これがシャフトを左一杯に回したもので、
そして、これがシャフトを右一杯に回したものです。
なので、可変抵抗の中点はシャフトをこれぐらい回した位置にあります。
そして、実際には可変抵抗を基板に取り付け、右に90°回転させた状態で基板に取り付けます。
こんな感じになります。
この状態のまま、この向きにツマミを固定しました。
これでツマミの向きが分かりました。
今まで作ったモジュールにツマミを取り付けました。
これで見た目もさらにシンセサイザーらしくなりましたね!!!
ちなみに、オレンジ色のツマミは波形を変えるロータリースイッチの部分に付けました。
色を変えたほうが演奏中に波形を切り替えるときに見つけやすいと思ったからです。
実際に電源を入れてツマミを動かしてみました。
そしたら、ツマミを右に回せば音量が大きくなり、左に回せば音量が小さくなりました。
ちゃんと目指していたものになりました。
Analog2.0の可変抵抗は2-3ピン間の抵抗値の変化を使っているモジュールが大半です。
なので、この表の中の赤い線で囲った部分に注目します。
2-3ピン間では、
①右端までシャフトを回す。→抵抗値が最小→音がいちばん出やすい→音量が最大
②左端までシャフトを回す。→抵抗値が最大→音がいちばん出にくい→音量が最小
となるので、理屈に合っています。
なので、おそらくこのツマミはこの取り付け方で大丈夫だと思います。
今回はこれで終わりです。
何だかバカバカしいことをくどいぐらいに説明してしまった感じがします。
次回は、エンベロープジェネレータの動作チェックに進みます。
お楽しみに。