VCFの製作 トランジスタマッチング

明けましておめでとうございます。半熟卵です。
2018年もよろしくお願いします。

さて、新年一発目のブログはシンセサイザー製作です。
去年、Analog2.0のVCFを製作していました。
VCFにはトランジスタラダーという回路が使われています。
その回路に使われるトランジスタの特性を合わせるトランジスタマッチングというものを今回はやってみます。
これをやると、VCFの動作が良くなるそうです。

まず、トランジスタを室温に慣らします。
何時間か置いておきます。
b0204981_01242191.jpg

そして、このブレッドボードを使って、
b0204981_01020014.jpg

トランジスタマッチングの回路を組みます。
(トランジスタマッチングの回路図はまだ許可をとっていないので、ここでは割愛します。
 回路図は「達人と作るアナログシンセサイザー自作入門(初版)」のP277にあります。)
b0204981_01031410.jpg

そして、トランジスタのベース-エミッタ間の電圧をテスターか電圧計等で測定します。

トランジスタマッチングで使う電圧は±12Vです。
しかし、手元に電源装置がありません。
そこで、Analog2.0の
b0204981_01275968.jpg

電源モジュールを使うことにしました。
b0204981_01280519.jpg

念のため、電源モジュールの+12Vと-12Vの端子間の電圧を測定して24Vぐらいになるか確認してみます。
b0204981_01315249.jpg

23.91Vなので十分使えると思います。
では、この電源モジュールから電圧を引っ張ってきて、トランジスタマッチングをしましょう。
b0204981_01341470.jpg
b0204981_01445225.jpg

測定するトランジスタをピンセットで掴んで、ブレッドボードに差し込みます。
今回測定する電圧は温度に影響されるので、手で触らない方が良さそうです。
b0204981_01360569.jpg

そして、電圧を読み取ります。
b0204981_01473253.jpg


そして、測定したトランジスタをブレッドボードから抜いて、電圧ごとに容器にまとめます。
b0204981_01484374.jpg
b0204981_01484821.jpg

次に、また別のトランジスタをブレッドボードにはめて電圧を測定します。
こういう作業を繰り返します。
写真を撮るのを忘れましたが、電圧を測定してみると、8.25V~8.30Vの辺りが多かったです。
測定したベース・エミッタ間の電圧の差が±2mVのトランジスタならマッチングが取れています。
しかし、このテスターではmVのレンジで測定できませんでした。
(久しぶりなので、使い方を忘れているのかもしれません。)
なので、今回は測定電圧が同じだったトランジスタを洗い出してみることにします。
Analog2.0のVCFのトランジスタラダーは10個のトランジスタを使うので、
そういうものが10個見つかるまで測定してみました。

実際にやってみた結果、8.27Vのトランジスタを10個見つけました。
これをトランジスタラダーに使うので、分かりやすく袋に「マッチング」と書いて保管しました。
(トランジスタラダー以外のトランジスタもそれに近い電圧のものを使うことにしました。)
b0204981_02040363.jpg

これでトランジスタマッチングは終わりました。
せっかくなので、このままできるところまでVCFの基板のハンダ付けを進めました。
b0204981_02181410.jpg
トランジスタの向きは間違えやすいので気を付けてください。
回路図を見ながら確認すると良いと思います。
足りない部品もあったので、これぐらいにしておきましょう。

次回は、足りない部品も取り付け、基板外の部品の配線もしましょう。
余裕があれば、動作確認にも入りたいですね。
お楽しみに。

[PR]

  by blueshine6096 | 2018-01-08 02:28 | シンセサイザー製作 | Trackback | Comments(4)

トラックバックURL : https://blueshine6.exblog.jp/tb/27977391
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by 774 at 2018-01-08 13:51 x
8.27Vってベース・エミッタ間の電圧ですよね。
だとしたら、異常な値だと思います。(ここは常識的に0.7V程度になるはずです。)
測定回路の配線をミスっているのではないでしょうか?
あまりにも異常な値なのでトランジスタにダメージがあるかもです。
VCFの動作チェックの前に再確認したほうが良いかも知れません。

それと、VCFのラダー部のトランジスタのマッチングはそんなに気にしなくて良いと
思います。 それよりはVCOの指数変換部のトランジスタマッチングのほうが大事
ですね。
Commented by blueshine6096 at 2018-01-13 19:31
半熟卵です。774さん、ご指摘ありがとうございます。

>8.27Vってベース・エミッタ間の電圧ですよね。
だとしたら、異常な値だと思います。(ここは常識的に0.7V程度になるはずです。)

完全に異常値ですね…。
10倍ぐらい電圧がかかってしまっています。
久々にブレッドボードを使ったので、配線を間違えた可能性があります。
動作チェック前にトランジスタが壊れていないか確認してみます。

何か良い方法ってあるのかな?
とりあえず、トランジスタを基板から外して、導通か抵抗を測定することを考えています。
Commented by 774 at 2018-01-21 17:03 x
内定ゲットされたんですね!
半熟さんの地道な努力の賜物ですね!
おめでとうございます!!!

さて、トランジスタマッチングですけど、測定回路に電源グランドが接続されていない
という初歩的なミスをしていませんか?

それと一回でも過酷な条件にさらされたトランジスタのチェックは難しいと思います。
この際ですので全て新品のトランジスタでやり直すのが禍根を断つ意味でもいいかと...。

今回測ってしまったトランジスタは除けて置いて、将来技量をあげてからチェックするか
実験用などに使えばいいでしょう。
Commented by blueshine6096 at 2018-01-27 19:27
>内定ゲットされたんですね!
半熟さんの地道な努力の賜物ですね!
おめでとうございます!!!

それが、急に雲行きが怪しくなりまして、内定が消え去りました。
詳しくはこの次の記事に書きました。
(http://blueshine6.exblog.jp/28046042/)
本当に申し訳ありません。

>測定回路に電源グランドが接続されていない
という初歩的なミスをしていませんか?

していたかもしれません。
ブレッドボードの使い方を忘れています。

>それと一回でも過酷な条件にさらされたトランジスタのチェックは難しいと思います。
この際ですので全て新品のトランジスタでやり直すのが禍根を断つ意味でもいいかと...。

かなり有益なアドバイスをありがとうございます。
トランジスタを基板から外して、新たなトランジスタでやります。
あと、ブレッドボードの使い方があやしいので、図書館から本でも借りてきて、参考にしながら測定用回路を組み直してみたいと思います。
かなり有益なアドバイスをありがとうございました。

<< 内定を祝ってくださった方に謝り... 2017年を振り返って >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE