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シンセサイザーを作っちゃえ!!! 

blueshine6.exblog.jp

こんにちは、半熟卵です。シンセサイザーキットAnalog2.0を製作中。完成がだいぶ近づいてきました。1年浪人、2年留年、NNTで卒業、数回の派遣切りを経験。生まれは岡山県、すぐに愛知県に移住。以前は岡崎市、現在は名古屋市在住。1984年生まれ。現在、UberEatsの仕事にハマっています。

Analog2.0の次はどうする?

こんにちは、半熟卵です。
スマホのネットがつながらなくなりました。
たしか、台風が来て、雷が鳴っていたときに電波が急に悪くなりました。
スマホ修理業者に修理を予約しましたが、パーツを取り寄せるのに2週間ほどかかるようです。
とりあえず、大須のスマホショップも調べてみます。

ところで、VCFの製作がある程度進みましたが、まだ記事を書けていません。
Analog2.0の製作もだんだんと終わりに近づいています。
ただ、製作が終わると楽しいことが終わってしまいそうで怖いです。
そこで、Analog2.0の次に作るシンセサイザーを考えてみたいと思います。

自分はかなり昔にこんな記事を書きました。↓

もう今から6年も前の記事になりますね。
簡単に言うと、「1970年代のトランジスタ技術に書かれていたシンセサイザー製作記事を再現する」という内容です。
その記事は大学の講義をサボって、図書館に入り浸っているときに見つけました。
タイトルは

 「電子オルガン用のキーボードを使用したミュージックシンセサイザーの製作」(鵜ノ口武彦)

というものでした。
結局、1970年代の部品が集まらなくて断念しました。
そこから6年の月日が経ちました。
そしたら、ブログのコメント経由でこの本を誰かが教えてくださいました。

伝説のハンドメイドアナログシンセサイザー: 1970年代の自作機が蘇る

山下 春生/誠文堂新光社



1970年代に山下春生さんという方が作ったシンセサイザーです。
通称「山下シンセ」と呼ばれています。
僕も名前は何度か聞いたことがありました。
じゃあ、この山下シンセの何がすごいのでしょうか?

1970年代当時、シンセサイザーは非常に高価で手に届かないものだったそうです。
山下春生さんはそのシンセサイザーの回路を初歩のラジオという雑誌で惜しみなく公開しました。
そして、手に届かなかったシンセサイザーを自分たちで作ることによって、シンセサイザーを手に入れていたそうです。
まあ、もっと簡単に言うと、自作シンセサイザーの先祖というか、おそらく日本国内で最古の自作シンセサイザーと言えるでしょう。
熟練のシンセサイザーの自作を始めた方の多くはこの山下シンセが原点となっています。
そう考えるとすごいですね!

シンセサイザーを自作するのはお世辞にも簡単とは言えません。
そこで、僕はAnalog2.0を製作していたときと同様に、山下シンセの製作過程をブログに書いていこうと考えています。
製作で自分の悩んだ部分を書き残すことで、少しでも製作のハードルが下がるとうれしいです。
もちろん、僕は自分自身のオリジナルを作りたいという気持ちもあります。
でも、自分の強みは「シンセサイザー製作の細々とした製作過程を残していける」ところです。
はっきり言って自分は下手くそだし、自分よりすごい人はいっぱいいます。
シンセサイザーを製作している方を見てみると、ブログでマメに製作過程を書いている方はそこまで多くありません。
(別に悪いことではないですが。)
たぶん、その過程を書こうとするとすごく面倒くさいから書かないんだと思います。
自分はその過程を書くのがそこまで苦ではありません。
それぐらいしか自分の強みはありません。
だから、今は下手にオリジナルに走るより、その強みを生かした方が良いと思いました。

ぶっちゃけ、やってることはマニュアル通りも良いところです。
でも、シンセサイザー製作はマニュアルがあってもうまくいかないことがたくさんあります。
そういう部分をこれからも書いていけたらうれしいです。
それに、「日本最古の自作シンセサイザーの製作過程をネット上に残していく」というのはすごくロマンがあります。
やってみる価値はあると思います。
そして、山下シンセをいつでも復活できるようになったら、面白くなるだろうなあ。

by blueshine6096 | 2018-09-02 22:47 | シンセサイザー製作 | Trackback | Comments(0)

by 半熟卵