人気ブログランキング |

カテゴリ:シンセサイザー製作( 150 )

 

ケースの製作 穴あけ、組立て その2②

続きです。

木板、アルミ板の大雑把な形はできました。
ただ、このままだと切り口などがだいぶガタガタです
なので、ヤスリで整えます。
b0204981_00125651.jpg

まず、粗い目のヤスリで磨き、形を整えます。
次は細かい目のヤスリできれいに仕上げました。
b0204981_00145876.jpg

そして、とうとう組み立てです。
ここからはほぼ本の通りです。

背面板が2枚あります。
b0204981_00170804.jpg

これを木工用ボンドを塗って、
b0204981_00175653.jpg

くっつけます。
b0204981_00184728.jpg

そして、背面板のボンドを乾かす間に、さっき開けた木板の窓にパネルをはめたり、
b0204981_00211931.jpg


木ねじでケースを組み立てたりしました。
本当は電動ドリルでやりたかったのですが、夜遅い時間で騒音になるので、手で回すドライバーを使いました。
b0204981_00220526.jpg
b0204981_00234574.jpg

このあたりは板がずれやすいので、しっかり押さえる必要があります。

そのうち、ボンドが乾いてくるので、背面板も取り付けます。
b0204981_00255259.jpg

そして、パネル取り付け棒を、
b0204981_00281856.jpg

木ねじで取り付けて、
完成!!!
b0204981_00291749.jpg
b0204981_00293007.jpg

長い時間かかりましたが、これでようやくシンセサイザーのケースが完成しました!!!
手でドライバーを回したので、マメができそうになりました。
久しぶりの木工、金属加工はけっこう体力を使います。
また、木の屑、金属の屑が散らばらないように新聞紙を引いたりしました。
さらに、ノコギリや電動ドライバーは騒音になるので、神経を使いました。
今までやってきた電子工作とはまた違った大変さがありました。

ケースはガタガタなところがたくさんありますが、こうして作ってみると愛着が湧きます。
あとはここに調整済みの基板とパネルをはめて、完成といきましょう。
次回もお楽しみに。

  by blueshine6096 | 2019-04-01 00:39 | シンセサイザー製作 | Trackback | Comments(0)

ケースの製作 穴あけ、組立て その2①

こんにちは、半熟卵です。
前回のケース製作の続きです。

木板、アルミ板をこれぐらいに切りました。
b0204981_21431475.jpg
b0204981_21514579.jpg


そこから穴の位置と大きさの印を付けました。
木板の方は写真を撮り忘れましたが、同様に印を付けました。
b0204981_23353238.jpg

そして、穴がずれないようにキリで位置決めをして、
(手元にポンチがないのでキリで代用しました。)
b0204981_23401656.jpg


電動ドリルで穴を開け、リーマーで穴を広げました。
b0204981_23420008.jpg

木板も同様に穴を開けました。
b0204981_23432704.jpg

木板の場合は、木ねじの頭が入るように少しだけ掘る必要があります。
ただ、手元に道具がないので、ドライバーの先端を使いました。
b0204981_23471039.jpg
b0204981_23471334.jpg

これを使って、下のように木ねじの頭が入るようにしました。
b0204981_23482883.jpg

あと、問題は木板のパネル用窓です。
b0204981_23541908.jpg

この木板の内部にある赤く囲った部分をどうやって開けたら良いのでしょうか?
この引き回しノコを使います。
b0204981_23571168.jpg

まず、引き回しノコギリが入るようにドリルで穴を開け、リーマで穴を広げます。
b0204981_23582934.jpg
b0204981_23590306.jpg
b0204981_23591299.jpg
b0204981_23591623.jpg
b0204981_23595617.jpg

そして、穴にノコギリを差し込み、ぐるっと一周する感じでくり抜きました。
b0204981_00005688.jpg
b0204981_00011489.jpg
b0204981_00012380.jpg

今思うと、真ん中の穴は要らなかったような気がします。

ひとまず、これで木板、アルミ板の大雑把な形ができました。
あとは組立てですね。
長くなりそうなので、いったんここで切ります。

  by blueshine6096 | 2019-04-01 00:05 | シンセサイザー製作 | Trackback | Comments(0)

ケースの製作 前置き、材料の切断 その1

こんにちは、半熟卵です。

シンセサイザー製作ですが、実はまだケースを製作していませんでした。
今回は電子工作を一切行いません。
どちらというと木工や金属加工です。

以前は VCFの基板外の部品を配線しました。
そして、次はシンセサイザー全体の調整に入ろうと思いました。
しかし、あることが気にかかりました。
それは、

 苦労して調整が終わった後で、ノコギリをギコギコ引いて木材を切るのって、なんか嫌じゃないですか?

同意を求めても仕方ないですが。
できれば、調整が終わったらすぐにパネルをケースに取り付けて、「さっそく音で遊んでみよう!」ぐらいが気持ちよいと思います。
というわけで、半熟卵の独りよがりな美学により、急遽ケースの製作をすることにしました。

まず、これぐらいの長い木板をホームセンターで買いました。
b0204981_21043272.jpg

本では1800mm×120mm×14mmの木板を用意するのですが、なるべくそれに近いものを選びました。

もう1つはサイドパネル用の金属板を買いました。
本では厚さ1.5mmを用意するように書かれていますが、その厚さの物が売っていませんでした。
なので、少しだけ厚い2mmのものを使いました。

b0204981_21131836.jpg

あとは木ネジです。
これだけあれば大丈夫でしょう。
b0204981_21192561.jpg
b0204981_21194995.jpg

このままだと、木の板もアルミの板も大き過ぎます。
なので、ノコギリでちょうど良い大きさに切り分けてみましょう。

まず、長い木の板に切断するための線を書き込みます。
(ちょっと見辛いかな。)
b0204981_21270682.jpg

どれがどの部分か分かるように、文字も書きました。
b0204981_21273124.jpg
このとき、木板の節と線が重なると、切断や穴開けがし辛くなります。
(僕は前の派遣の職場でこう言うのをやってたので、よく分かります。)
なので、節を避けるために、けがきを本のものとは少しだけ変えました。
b0204981_21302891.jpg

一方、金属板も同じように切断する線を書き込みました。
b0204981_21350747.jpg

じゃあ、これらをノコギリで切っていきましょう。
まず、木板を切ります。
自分の部屋の中なので、下に新聞紙を敷いて、大きめの本で足場を作りました。
b0204981_21371618.jpg

そして、ノコギリでギコギコと引いて、
b0204981_21373847.jpg

長い木板をバラバラに切り分けました。
b0204981_21431475.jpg


金属板も同じように切り分けます。
大きさは50mm×60mmです。
手元に金属用のノコギリがなかったので、ホームセンターで糸ノコを買いました。
b0204981_21492612.jpg


この糸ノコを使って、金属板を切りました。
(使うのは赤線で囲った方の金属板です。)
b0204981_21514579.jpg

ブログで文章にするとあっけないですが、木板や金属板を切るのはめちゃくちゃ体力使いますね。
肉体的には仕事より疲れましたね。

時間の都合でいったんここで終わります。
次回はこの続きをやります。
お楽しみに。

  by blueshine6096 | 2019-03-24 22:06 | シンセサイザー製作 | Trackback | Comments(0)

VCFの製作 基板外の部品の配線 その2

続きです。

③JP3(EG出力から)
b0204981_19032736.jpg

 実物を見て気が付いたのですが、1本線が足りませんでした。
 エンベロープ・ジェネレータからは1本しかせんが伸びていませんが、
b0204981_19092888.jpg
 
 VCFの基板は2本分の線を接続するようになっています。
b0204981_19143788.jpg

 エンベロープ・ジェネレータ側は1本線で書かれていて、
b0204981_19255061.jpg


 VCFの方は2本線で書かれています。
b0204981_19323619.jpg

 線が1本か2本か迷いました。
 おそらく、ピンヘッダが2つあるので、実際には2本の線が必要だと思います。
 なので、エンベロープ・ジェネレータ出力からの線をもう1本(赤で囲った部分)を増やしました。
b0204981_19431152.jpg
 
 そして、2本の線をピンヘッダに接続しました。
b0204981_19474198.jpg

 これで、③JP3(EG出力から)を繋げることができました。
b0204981_20011336.jpg


④JP4(ミキサ出力から)
b0204981_20025714.jpg


 VCFの基板では線1本ですが、
b0204981_20153691.jpg

 ミキサの基板からは線が2本出ています。
b0204981_20223113.jpg

 線が1本なのか2本なのか迷いました。
 そこで、本の中の付録A(Analog2.0システム配線図)を見ました。
 本の内容を直接映すのはまずいので、必要な部分を抜き出して書きます。
 それを見ると、ミキサとVCFはこのように繋がっています。
b0204981_20455429.jpg

 こうして見ると、線は1本で大丈夫そうですね。
 ミキサ出力の方に余分な線があったので、
b0204981_20530387.jpg

これを一本外して、
b0204981_20542463.jpg
 
 ミキサ出力をVCFに接続しました。
b0204981_20575125.jpg


 これで④JP4(ミキサ出力から)が繋がりました。
b0204981_21011204.jpg

これで、①~④まで全て繋がり、VCFの配線が完了しました!!!
もっと話を大きくすると、Analog2.0のハンダ付けが全て終わったことになります。
なので、次は動作チェックに行きたいのですが、その前にやることがあります。
それは、ケースの製作です。
実は、まだAnalog2.0の外観のケースを作っていません。
いつかはやろうと思っていたのですが、製作があまりに長引いてしまって、ずっとできませんでした。
そろそろやりたいと思います。

あ~この記事を書くのは本当に大変でした。
なるべく省力せずに書いたのですが、ちょっとやりすぎたかな。
それではまた。

  by blueshine6096 | 2018-10-08 21:09 | シンセサイザー製作 | Trackback | Comments(14)

VCFの製作 基板外の部品の配線 その1

こんにちは、半熟卵です。
ブログをだいぶ放置していましたが、久しぶりにブログ記事を書こうと思います。

Analog2.0はVCF基板内の部品をハンダ付けをしました。
今回は基板外の部品の配線をします。

VCFの配線は線がごちゃごちゃしていて大変です。
b0204981_15471675.jpg

それもそのはず、VCFはいろんなモジュールの中の最後に組み立てるものだからです。
このごちゃつき具合は。なかなかのものだと思います。
今回は、ぞの配線のごちゃごちゃを1つ1つほぐしてなるべく丁寧に書くことにしました。

VCFはこの図のように配線します。
b0204981_18371366.jpg


この図を見るとよく分かりますが、VCA、LFO、エンベロープジェネレータ、ミキサとあらゆる他モジュールから線を引っ張ってVCFに繋げます。
これがけっこう大変ですね。
上の写真のように、配線がごちゃごちゃだと何が何だか分かりません。
あまりにどうしようもなかったので、いったん配線を整理しました。
パネルから基板を取り外したりして、本の中の配線図を参照して、どの線がどこに繋がっているかを再確しました。
そのうえで、白ビニールテープを使って必要な線をピックアップしました。
b0204981_16024900.jpg

それでは、1つずつ基板外の部品を配線してみましょう。
上の基板の配線図の番号順に話を進めます。


①JP1 Audio Out(VCA Audio Inから)
b0204981_03575510.jpg
 実は、まだこの線はミキサにつながっていました。
 確か、VCAの動作確認時に、ミキサの代わりにVCFに暫定的に繋げていた線がありましたね。
 忘れている方はこちらの記事で思い出してください。↓
 
 
 そうです。このVCAの赤線を引いた線のことです。
b0204981_18290723.jpg
 
 この線をミキサからVCFに付け替える必要があります。
 まず、その赤で囲った線を
b0204981_16233157.jpg
 
 ミキサから外して、
b0204981_16245732.jpg


 VCFのAudio Outに接続します。
b0204981_17005075.jpg

 これで、①JP1 Audio Out(VCA Audio Inから)のラインが繋がりました。↓
b0204981_18422578.jpg


②JP2 Mod.In(LFO出力から)
b0204981_18070251.jpg

 LFOの3つに分岐している部分の中の1つをVCFに繋げます。
b0204981_18200884.jpg

 実物ではこんな感じです。
 この3つに枝分かれした中のまだ何も接続していない線をVCFにハンダ付けします。
b0204981_18160417.jpg
 これはただ単にハンダ付けするだけなので、問題ないと思います。
b0204981_18462023.jpg
長くなりそうなので、いったんここで切ります。

  by blueshine6096 | 2018-10-08 18:53 | シンセサイザー製作 | Trackback | Comments(0)

Analog2.0の次はどうする?

こんにちは、半熟卵です。
スマホのネットがつながらなくなりました。
たしか、台風が来て、雷が鳴っていたときに電波が急に悪くなりました。
スマホ修理業者に修理を予約しましたが、パーツを取り寄せるのに2週間ほどかかるようです。
とりあえず、大須のスマホショップも調べてみます。

ところで、VCFの製作がある程度進みましたが、まだ記事を書けていません。
Analog2.0の製作もだんだんと終わりに近づいています。
ただ、製作が終わると楽しいことが終わってしまいそうで怖いです。
そこで、Analog2.0の次に作るシンセサイザーを考えてみたいと思います。

自分はかなり昔にこんな記事を書きました。↓

もう今から6年も前の記事になりますね。
簡単に言うと、「1970年代のトランジスタ技術に書かれていたシンセサイザー製作記事を再現する」という内容です。
その記事は大学の講義をサボって、図書館に入り浸っているときに見つけました。
タイトルは

 「電子オルガン用のキーボードを使用したミュージックシンセサイザーの製作」(鵜ノ口武彦)

というものでした。
結局、1970年代の部品が集まらなくて断念しました。
そこから6年の月日が経ちました。
そしたら、ブログのコメント経由でこの本を誰かが教えてくださいました。

伝説のハンドメイドアナログシンセサイザー: 1970年代の自作機が蘇る

山下 春生/誠文堂新光社



1970年代に山下春生さんという方が作ったシンセサイザーです。
通称「山下シンセ」と呼ばれています。
僕も名前は何度か聞いたことがありました。
じゃあ、この山下シンセの何がすごいのでしょうか?

1970年代当時、シンセサイザーは非常に高価で手に届かないものだったそうです。
山下春生さんはそのシンセサイザーの回路を初歩のラジオという雑誌で惜しみなく公開しました。
そして、手に届かなかったシンセサイザーを自分たちで作ることによって、シンセサイザーを手に入れていたそうです。
まあ、もっと簡単に言うと、自作シンセサイザーの先祖というか、おそらく日本国内で最古の自作シンセサイザーと言えるでしょう。
熟練のシンセサイザーの自作を始めた方の多くはこの山下シンセが原点となっています。
そう考えるとすごいですね!

シンセサイザーを自作するのはお世辞にも簡単とは言えません。
そこで、僕はAnalog2.0を製作していたときと同様に、山下シンセの製作過程をブログに書いていこうと考えています。
製作で自分の悩んだ部分を書き残すことで、少しでも製作のハードルが下がるとうれしいです。
もちろん、僕は自分自身のオリジナルを作りたいという気持ちもあります。
でも、自分の強みは「シンセサイザー製作の細々とした製作過程を残していける」ところです。
はっきり言って自分は下手くそだし、自分よりすごい人はいっぱいいます。
シンセサイザーを製作している方を見てみると、ブログでマメに製作過程を書いている方はそこまで多くありません。
(別に悪いことではないですが。)
たぶん、その過程を書こうとするとすごく面倒くさいから書かないんだと思います。
自分はその過程を書くのがそこまで苦ではありません。
それぐらいしか自分の強みはありません。
だから、今は下手にオリジナルに走るより、その強みを生かした方が良いと思いました。

ぶっちゃけ、やってることはマニュアル通りも良いところです。
でも、シンセサイザー製作はマニュアルがあってもうまくいかないことがたくさんあります。
そういう部分をこれからも書いていけたらうれしいです。
それに、「日本最古の自作シンセサイザーの製作過程をネット上に残していく」というのはすごくロマンがあります。
やってみる価値はあると思います。
そして、山下シンセをいつでも復活できるようになったら、面白くなるだろうなあ。

  by blueshine6096 | 2018-09-02 22:47 | シンセサイザー製作 | Trackback | Comments(0)

VCFの製作 基板のハンダ付け トランジスタのハンダ付けの小技

こんにちは、半熟卵です。
最近、シンセサイザー製作が手つかずです。
なので、何とか踏ん切りをつけたくて、今現在進んでいる所までをブログに書くことにしました。

前回はトランジスタマッチングを終えました。
これから、VCF基板の残りをやります。
今回はVCF基板を製作するときのちょっとした工夫について書こうと思います。

VCFはトランジスタラダーという回路が使われています。
(VCFの詳しいメカニズムについてはこちらを読んでください。)
名前の通り、VCFの基板はトランジスタをたくさんハンダ付けします。

トランジスタは3本足が付いていて向きを間違えやすいです。
なので、今回はちょっとした工夫をしました。
いったいどんな工夫なのでしょうか?

まず、トランジスタの3本の足はエミッタ、コレクタ、ベースと名付けられています。
(図では極性という言葉を使っています。)
b0204981_21130643.jpg


回路図の記号ではこうなります。↓
b0204981_10541798.jpg

そこで、この3本足がどれに対応するのかを区別するために、ペンを2色用意します。
b0204981_21285993.jpg

エミッタを赤、ベースを黒くペンで塗ります。
(何も色をつけていない足はコレクタです。)
b0204981_21372515.jpg

そして、プリント基板に印字してある通りにトランジスタを差し込みます。
とりあえず、これだけでもトランジスタの向きを間違えにくくなると思います。
b0204981_21383062.jpg

また、基板のプリントがどの足を示しているか分かりにくいときがあります。
そんなときは回路図を確認してみます。
そのときにもこの方法は便利です。

例えば、トランジスタQ16について考えてみます。
これがVCFの回路図です。↓
b0204981_10174927.jpg

小さすぎて見辛いので、拡大します。
b0204981_10232741.jpg


トランジスタQ16のエミッタ、コレクタ、ベースがどこにつながっているかを見てみましょう。
上の回路図から以下のことが分かります。

 ①Q16のエミッタはR32につながっている。
 ②Q16のコレクタはR24につながっている。
 ③Q16のベースはGNDにつながっている。

この①~③のうちの2つをテスターの通電チェックなどを使って調べて見てください。
2つがちゃんと繋がっていれば、あと1つは勝手に決まり、トランジスタの向きは合っています。
(これはプリント基板での話です。ユニバーサル基板で製作している方は①~③を全て調べてください。)

また、通電チェックをするときに基板を裏返すと思います。
そのときにもトランジスタの足に色を付けていると良いことがあります。
何だと思いますか?

それは、基板を裏返したときにトランジスタの3本足がどれなのかが一目で分かることです。
b0204981_11414579.jpg

トランジスタの3本足の配置を正確に覚えていても、裏返した途端に「この足はどれだっけ?」と混乱します。
足に色を付けておくだけで、一目瞭然で分かるわけです。
通電チェックをする時に本当にやりやすくなります。
特に、VCFはトランジスタをたくさんハンダ付けするので、この方法が威力を発揮します。

もちろん、慣れている方はこんなまどろっこしいことをしなくても良いかもしれません。
自分もこれをわざわざブログに書こうか迷いました。
これはちょっとした小技です。
良いと思ったら、ぜひ使ってみてください。

そして、今回で基板のハンダ付けが終わりました。
また、基板外の部品の配線もしました。
b0204981_20214210.jpg

まだ、今回は他のモジュールからの信号の配線をつなげていません。
次回はそこから始めたいと思います。
お楽しみに。


追記

  by blueshine6096 | 2018-07-29 11:59 | シンセサイザー製作 | Trackback | Comments(0)

VCFの製作 再トランジスタマッチング その2

続きです。
トランジスタマッチングを始めたいと思います。

やり方は前回と同じです。
ただ、そのときに書き忘れたちょっとしたコツを書きます。

トランジスタマッチングの際に、トランジスタを常温で数時間さらします。
そして、測定するトランジスタをピンセットではめ込みます。
なぜピンセットを使うかというと、トランジスタは温度に敏感なので、手で触れると変化してしまうからです。
この手順の前にやっておくと良いことがあります。

トランジスタをピンセットでブレッドボードにはめ込むとき、足がまっすぐだとすごくはめにくいです。
b0204981_19470732.jpg

かと言って、手で足を広げると測定電圧に影響が出てしまいます。
ピンセットで広げるのもなかなか大変です。
なので、常温にさらす前に、トランジスタをあらかじめブレッドボードにはめて足を広げておきます。
b0204981_19472305.jpg

そうすると、ピンセットでブレッドボードにはめ込みやすくなります。
それをやった後で常温にさらすと良いと思います。
b0204981_19510331.jpg

では、始めましょう。
(やり方は前回と全く同じです。)
こうしてトランジスタの1つ1つ測定電圧を調べていきました。
トランジスタラダーに使うトランジスタは測定電圧の差が±0.2V以内である必要があります。
そういうトランジスタを5対、つまり10個見つけます。

でも、自分はそれよりもさらに条件を厳しくしました。

測定電圧が同じトランジスタを10個見つける

この方がVCFの特性がさらに良くなるような気がしたからです。
まあ、意味があるかは分かりません。
ほとんど自分の趣味です。
トランジスタマッチングを行った結果、こうなりました。

b0204981_19523707.jpg

0.574Vのトランジスタが10個採れました。
とりあえず、0.574Vのトランジスタ10個をトランジスタラダーに使い、そこから近い電圧のトランジスタを予備に取っておきましょう。
トランジスタラダーのトランジスタが壊れた時にでも使うつもりです。

これで、トランジスタマッチングが完了しました。
久々にシンセサイザー製作の記事を書くと充実感があります。
次回はVCFの基板の製作の続きをやります。
お楽しみに。

  by blueshine6096 | 2018-05-27 20:00 | シンセサイザー製作 | Trackback | Comments(0)

VCFの製作 再トランジスタマッチング その1

こんにちは、半熟卵です。
久しく書いていなかったのですが、今日はシンセサイザー製作の記事を書きます。

以前はトランジスタマッチングを完了しました。
これで基板の製作に進もうと思ったら、コメントで以下のような指摘を受けました。

b0204981_18493738.jpg


確かに、0.7Vかかるところに約8Vかかるのは明らかに異常です。
なので、ハンダ付けしたトランジスタは全て取っ払って、トランジスタマッチングをやり直すことにしました。

トランジスタマッチングの回路は以下のようになります。

b0204981_18581109.jpg


回路図を見ると、+12V、-12V、0Vの3つの電圧を使う必要があります。
しかし、久々にブレッドボードを使うとき、どのように回路を組み立てればいいのかよく分かりませんでした。
そこで、図書館から本を借りてきました。

b0204981_18594252.jpg

この本を参考にして回路を組みました。

ブレッドボードに電源を繋ぐ横に繋がった部分があると思います。
そこを下のように+12V、-12V、0Vに使い分けて回路を組みました。

b0204981_19164174.jpg

b0204981_19181648.jpg


では、実験を始めましょう。

電源を入れました!

b0204981_19180398.jpg


10.22V!!?

これでは以前と二の舞です。
いったい何が間違いなのでしょうか?
コメントをもう一度見てみましょう。

b0204981_19211361.jpg


どうやら、電源モジュールの0Vもブレッドボードに繋げる必要があったみたいです。
では、それを繋げて、

b0204981_19220313.jpg

今度こそ気を取り直してやってみましょう。

電源を入れると、


b0204981_19224454.jpg


0.7Vより誤差はありますが、これぐらいの桁数なら問題ないでしょう。

これでようやくトランジスタマッチングの回路が正しく作れたわけです。
では、トランジスタマッチングに入りましょう。


長くなりそうなので、ここで切ります。


  by blueshine6096 | 2018-05-27 19:43 | シンセサイザー製作 | Trackback | Comments(0)

VCFの製作 トランジスタマッチング

明けましておめでとうございます。半熟卵です。
2018年もよろしくお願いします。

さて、新年一発目のブログはシンセサイザー製作です。
去年、Analog2.0のVCFを製作していました。
VCFにはトランジスタラダーという回路が使われています。
その回路に使われるトランジスタの特性を合わせるトランジスタマッチングというものを今回はやってみます。
これをやると、VCFの動作が良くなるそうです。

まず、トランジスタを室温に慣らします。
何時間か置いておきます。
b0204981_01242191.jpg

そして、このブレッドボードを使って、
b0204981_01020014.jpg

トランジスタマッチングの回路を組みます。
(トランジスタマッチングの回路図はまだ許可をとっていないので、ここでは割愛します。
 回路図は「達人と作るアナログシンセサイザー自作入門(初版)」のP277にあります。)
b0204981_01031410.jpg

そして、トランジスタのベース-エミッタ間の電圧をテスターか電圧計等で測定します。

トランジスタマッチングで使う電圧は±12Vです。
しかし、手元に電源装置がありません。
そこで、Analog2.0の
b0204981_01275968.jpg

電源モジュールを使うことにしました。
b0204981_01280519.jpg

念のため、電源モジュールの+12Vと-12Vの端子間の電圧を測定して24Vぐらいになるか確認してみます。
b0204981_01315249.jpg

23.91Vなので十分使えると思います。
では、この電源モジュールから電圧を引っ張ってきて、トランジスタマッチングをしましょう。
b0204981_01341470.jpg
b0204981_01445225.jpg

測定するトランジスタをピンセットで掴んで、ブレッドボードに差し込みます。
今回測定する電圧は温度に影響されるので、手で触らない方が良さそうです。
b0204981_01360569.jpg

そして、電圧を読み取ります。
b0204981_01473253.jpg


そして、測定したトランジスタをブレッドボードから抜いて、電圧ごとに容器にまとめます。
b0204981_01484374.jpg
b0204981_01484821.jpg

次に、また別のトランジスタをブレッドボードにはめて電圧を測定します。
こういう作業を繰り返します。
写真を撮るのを忘れましたが、電圧を測定してみると、8.25V~8.30Vの辺りが多かったです。
測定したベース・エミッタ間の電圧の差が±2mVのトランジスタならマッチングが取れています。
しかし、このテスターではmVのレンジで測定できませんでした。
(久しぶりなので、使い方を忘れているのかもしれません。)
なので、今回は測定電圧が同じだったトランジスタを洗い出してみることにします。
Analog2.0のVCFのトランジスタラダーは10個のトランジスタを使うので、
そういうものが10個見つかるまで測定してみました。

実際にやってみた結果、8.27Vのトランジスタを10個見つけました。
これをトランジスタラダーに使うので、分かりやすく袋に「マッチング」と書いて保管しました。
(トランジスタラダー以外のトランジスタもそれに近い電圧のものを使うことにしました。)
b0204981_02040363.jpg

これでトランジスタマッチングは終わりました。
せっかくなので、このままできるところまでVCFの基板のハンダ付けを進めました。
b0204981_02181410.jpg
トランジスタの向きは間違えやすいので気を付けてください。
回路図を見ながら確認すると良いと思います。
足りない部品もあったので、これぐらいにしておきましょう。

次回は、足りない部品も取り付け、基板外の部品の配線もしましょう。
余裕があれば、動作確認にも入りたいですね。
お楽しみに。

  by blueshine6096 | 2018-01-08 02:28 | シンセサイザー製作 | Trackback | Comments(4)

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE