こんにちは、シンセ職人見習いの留年玉子です。
考えてみれば、僕は職場を変えるたびに
「技術を身につけたい」と言ってるような気がします。
今回のような仕事についたのも、そういう思いがあったからでした。
なんとか技術を身につけて1人前になりたいと思っていました。
でも、技術を身につける以前にコミュニケーションの面で躓いてしまいました。
そして、その結果がこの現在の自分です。
でも、「技術を身につけたい」と言ってきたけど、一口に技術っていってもいろいろあります。
工作機械で寸分違わず金属を削るのも技術だし、花火大会の花火の玉の中に火薬を詰めるのも技術です。
もしくは、伝統工芸品を作り上げるのも技術ですし、CADで図面を描くのも、コンピュータでプログラミングをするのも立派な技術です。
僕はそもそも何の技術を身につけたいのでしょうか?仕事に追われているうちにそれが何だかよく分からなくなってきました。
目の前に仕事を用意されて、あれをやりなさい、これをやりなさいと言われているうちに、自分が何をやりたいのかが分からなくなってきました。
結局のところ、僕の身につけたい技術は
「シンセサイザーを設計・製作する技術」です。
自分でシンセサイザーの回路を設計して、最後までシンセサイザーを完成できる。
そこまでの技術は必ず身につけたいと思っています。
それで、今までは派遣された仕事で
「シンセサイザーの役立ちそうなものがあったら取り入れよう」と考えていました。
例えば、モータ開発の仕事をしているときは「モータシンセを作ってみよう」とか考えていました。
そして、
「いつかは派遣先で回路設計の仕事に就いてみたい」とも考えてみました。
どちらかというと仕事を通してそういう技術を身につけようと考えていました。
でも、回路設計の仕事に就くのはいったいいつになるのでしょうか?
それに、いろんな会社で仕事して分かったけど、どの職場に行ってもじっくり技術を教え込む余裕がありません。
会社はどちらかというと即戦力を求めています。
新卒の新入社員なら分かりますが、わざわざ30才過ぎた派遣社員の僕にじっくり教えるわけがないよなあ。
たとえ運良く回路設計の仕事に就いたとしても、じっくり教えてくれないと思います。
もうこのまま諦めて不貞寝しましょうか。
でも、その僕の身につけたい技術は仕事を通してでないと身につかないのでしょうか?
仕事じゃなくても、自分で身につけることはできないのでしょうか?
いいえ、自分で身につけることは十分できます!!!Analog2.0を組立てられるようになれば、だいたいのシンセサイザーは製作できるようになります。
(去年のアナログシンセビルダーズサミットである方が言っていました。)
また、「達人と作るアナログシンセサイザー自作入門」を読んで、大雑把ですがシンセサイザーのメカニズムを掴みました。
それに、
メカニズムのまとめ記事をブログにもアップしました。
電子回路の知識は洋書を読んで勉強できます。
現にもうすでに
第1章までは読破できています。あまり仕事で疲れ果ててしまうと、技術を身につける気力がなくなります。
なので、次の仕事はなるべく負担の少ないものにしてもらおうと思います。
そして、仕事が終わった後に、自分の技術を身につける時間を取りたいと思います。
どうせ誰も教えてくれないのなら、自分で勉強して自分の身につけたい技術を身につけていくしかありません。